- 2006-05-19 (金) 10:35
- 時事
KDDIとグーグルが提携–「ケータイでググる時代がやって来る」
KDDIとGoogleは5月18日、業務提携を発表した。KDDIの提供するau携帯電話のインターネットサービス「EZweb」において、7月よりGoogleの検索エンジンを採用する。
コレの何がすごいことなのかというと。
携帯電話のインターネットっていうのは、兎に角『公式サイト』で遊ばせるためのものなんです。
ネットのネの字も知らない初心者相手に、いわゆる『勝手サイト』という個人や企業が作ったサイトは危ないからイッチャイケマセンヨーと言いつつ、実は有料課金コンテンツへの誘導を行うという、よく考えたらけっこうきわどい事をしているわけです。
その形態を作ったのはドコモであり、今でも初めてドコモ携帯を購入した人は、一体どこからインターネットをしたらいいのか分からないという人が多いです。
わからないからとりあえず公式サイト登録しちゃうんだすよ。
このニュースは、そういうあこぎな商売がまかり通った市場に、公平性や信用性が生まれるということを示しています。
確かに携帯ネットは危険も多いです。
なにしろページのURLがでないから、今自分がどこにいるのかわからなかったりする。そうするとどこからどこまでお金がかかるのかよくわからなかったりします。
そもそもURLが出ないっていうのもどうかと思うんだけど、この不便さが携帯ユーザーの無知さを促進させているような希が。
危険が多いとは言ったけど、実際得体の知れないサイトに空メールを送ったり個人情報を入力しない限りはそうそう大事にはならないはずなんです。
しかし市場を独占している携帯キャリアたちが、ユーザーを『教育』しようとせずに、無知のまま売りたい物を売りつけようとしている姿勢が、無知ゆえに個人情報を放出しまくりな人たちを作っているわけです。
携帯サイトは詐欺や質の悪いアフィリエイトが多い。アダルトサイトにもカンタンにたどり着く。
しかしこれらは、携帯の使い勝手を向上することである程度被害を防ぐことができる。
だからグーグルとKDDIが提携して、携帯からでもカンタンに有用な情報を閲覧できるようになるのは、ひいては携帯ネット環境の改善につながると思っているしだいであります。
いやー。まあまあ。
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