- 2004-10-17 (日) 16:22
- 時事
美容や健康に良いといわれ、人気が広がっている半身浴。関連商品が出回る中、湯船につかったまま読める文庫本を東京のベンチャー企業が開発し、インターネットで売り出した。ポリ塩化ビニル製で、水にぬれても破れる心配がなく、ページもくっつかないという。
わたくし、お風呂で本を読みます。読みまくります。
その日に買ってきた雑誌から単行本、まんが本からハードカバー本まで、とにかくお風呂に持ち込んで読みます。さすがにジャンプなどの週刊誌は持ち込んだ時点でしわしわになるので持っていくことは余りありません;
半身浴も出来る上にその間を読書時間として有効に使える「風呂読み」。
夏目漱石や太宰治といった国内の名作のほか、ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」など海外の作品も入れた。すでに20作品を発売、年内に100作品をそろえる予定だ。1冊735円。不要になれば同社が引き取りに応じ、ダイオキシンが発生しにくい高温の焼却炉で処分するという。
あのね、こういう新しいタイプの本の何がいいかって、内容がまず名作から移植されるのですよ。ケータイ本や電子本もそうですが、普段なら絶対読まないであろう過去の名作を、当たらし物好きの人が飛びついて読む。っていうか温故知新?(モア
私も携帯本をパピルスかなにかでダウンロードして「カインの末裔」とか読んじゃったりして。うわ、暗っ!みたいな。
こんな暗い本、本屋に行って普通に選ばないよ!みたいな。
でも、選択肢のベクトルが大幅に名作に向けられているから、ついつい読んでしまうのです。そこで日本や世界の現代の名作の根底に流れるスピリットを感じ取るわけです。
みなさん、お風呂で名作読んでみませんか?
発売元:フロンティアニセンのページ
BlogPeopleブログランキング / blog ranking / 有名ブログランキング / にほんブログ村