- 2004-06-03 (木) 3:09
- 時事
2ちゃんねるのトップ画像が変わってます。
ニュース記事にもリンク貼った方がイイですか?⇒
著作権を侵害中
↑こーなったのはこちらのため↓
京都の文化財、デジタル化で標的に
2個目のの記事の引用↓
それは、京都の文化財が優れたコンテンツとして人気がある表れでもある。高山寺(右京区)の鳥獣戯画や、建仁寺(東山区)の風神雷神図など著名な絵画は、陶器の図柄などに無断転用される例が後を絶たない。高山寺の田村裕行執事は「インターネットの広がりで、より多くの場面での転用が目につくようになった」と困惑する。
ハイテク犯罪対策室とかある都市京都、しかし中の人はファイル交換ソフトで機密情報流出させちゃったり、町の人は著作権に対する認識が低かったりするですか。
著作権についてひろゆき氏は「複製写真は著作物ではない」派としていますが。
わたくし的には複製写真にも著作権は発生すると思っていました。
いやっ、勿論この場合、鳥獣戯画を書いた人にではなくて写真を作るに当たって携わった色々な人たちに。
(法律とか詳しくないので、間違ってたら遠慮なくボコって指摘して下さい。よく知らないなりの解釈ですのでこれから考え方が変化する場合もあります。)
例えばですね、そーですな。
1:絵画を立派な画集に載せるため、企画やさんは写真にまつわる最高の技術者を集めたとします。有名なフォトグラファーと相談して納得いくまで撮影、腕のあるデザイナーがスキャニングし、誌面に載せるにふさわしい画像に加工しました。
ある日気づくと、この画集から撮影したと思われる画像がネットで無断で使用されていました。
2:展覧会に展示されている絵画を携帯でパチリした120ピコセル位のピントがあってない写真があるとします。コレを撮ったのはあなたです。
この写真を日記で公開していたら、知らないうちに撮影者や引用元の明記もなく(つまりそのサイトの人が撮ったように思われてもしかたがないかのように)、あるサイトに掲載されていました。
1じゃピンと来ないだろうけど、2だと身近で分かりやすいですね。こういう時に「ソレわたしが撮った写真なのでせめて撮影者の名前を添えてください」とか言えませんと言われたら、なんか納得行かないと思いませんか。
1の場合でも、最近じゃ裏方的技術者にスポットライトが当たって付加価値となる場合が多々ありますので、どっかで問題になったりしそうです。
さらに、もし複製写真がOKとされるならば、本の表紙や本文(読めない程度にしないと別の権利が発生するですよ)、各種商品写真、フライヤーなどの写真画像は全て使用フリーとなってしまう。
って事は、たまにオークションなどで雑誌や商品の写真が使用されるのが問題になったりしますが、実は全く問題ないという事になります。
…なんか、書いてて思ったのですが。
わたしは現実にありそうな事例を挙げて「複製写真似著作権は存在する」としてきましたが、もし本当にないなら、こんなに都合の良いお話はないんじゃないかと思えて来ました(信念弱。
わたしの著作権に対する認識は、デザイナーやってた父からの教えが多分にあると思うのですが、父がデザイナーだったのも何十年も前の話。著作権について議論したとしても、その頃はまだこんなにインターネットは浸透していなかったです。
だから紙媒体を前提にして「著作権は発生する」としても、デジタルコンテンツに対しては考え方を変化して行かなくてはならないのかもしれないです。
法律の解釈なんて時代によって変わっていくもんです。法律が出来た時代に「プログラムは著作物か」なんて定義されていなかったから今著作権を認める人と認めない人がいますが、今後著作物として認める方向に向かうでしょう。
っという事で私の著作権に対する考えは「複製写真は著作物として認められているが、時代の流れによって変化しなくてはならず、現在まさにその変化をゆるい方に求められる過渡期である」という事でおちついておきます。
過渡させるにはどんどん写真使ったほうがいいのかしら?(愚。
でもコレって、winny作者の47氏の考えと同じだわよね。
つ、つかまるかしら?<京都府警に(うはあ。
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