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消費者は興味がある分野のオンライン広告に好意的

  • 2006-05-23 (火) 1:03
  • 時事

「消費者の過半数は,興味がある分野のオンライン広告に好意的」,米調査

米Revenue Scienceは,オンライン広告に対する消費者の意識を調査した結果を米国時間4月27日に発表した。それによると,消費者の55%が,個人の興味に基づいたオンライン広告を「役立つ」「非常に役立つ」と感じていることが明らかとなった。

つまりこれはどういうことかというと。

広告バナーを貼ることがblogのいちコンテンツになりうるということ。
例えばblog上にApple製品のバナーをよく見かけるけど、今期の新製品について書かれていた場合、気になって押してしまうことがあるかもしれない。
またAppleのバナーを好き好んで貼るblogというのは一定の雰囲気が保たれている場合が多い。
mac好き、デザイン系、おしゃれ、音楽好き、などなど。
そういったコンテンツにappleのバナーをしのばせることで、さらにAppleバナーへの注目度が高まり、つい押したくなる気分も高揚する。
またamazonへのリンクも、本のレビューを読み興味が湧けばバナーをクリックする。
つまり、記事を書いている内容とバナーとが合致してきているということが最近のアフィリエイト事情。
さらに、「この記事に関係のある本」を表示したり、関係語句を表示したりするサービスまである。
googleアドワーズも、最初は普通にテキスト広告だったものが、いまや単語のみでピンポイントな興味を誘っているっていう。やっぱりシンプルなほど脳内で自分好みの言葉に置き換わりやすいものね。
昔のアフィリエイトといったら、アダルトや懸賞、出会い系が儲かるものだから、所構わずエロバナーを貼っている人が多かった。
しかし出会い系サイトの実態がわれたいま、一般サイトにおけるアダルトバナーは醜いサイトの象徴となってしまった。や、前からそうだったのかもしれないけど。
そこで知恵を絞って、人々が欲するコンテンツを考え、ソレに見合った広告を戦略的に貼る技術が必要となってくる。
また広告を出す側も、そういったサイトに貼ってもらえるようなよりよいコンテンツを作って世に送り出す。
広告を広告と見られずに、もしくは必要と思って押してもらえる環境は、広告を貼る側と出す側と、両方が知恵を絞って来た結果なのかも。

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