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ネットゲームで廃人仕様

  • 2004-11-03 (水) 22:09
  • 時事

今からネトゲをはじめようとしている人を止めるサイト
ネットゲームにハマって抜けられない人の事例を羅列し、反面教師にしませんかという趣旨のまとめサイトです。割と有名なまとめサイトなので目にした事があるかもしれません。
ネットゲーム(特にMMO)にハマって抜けられない人たちのことを「廃人」といいます。わたしの周囲には廃人さんはいないのですが、会社でMMOを運営しているせいもあってゲーム好きも多く、実際にFFをプレイしている人もいます(ちゃんと仕事来てますw)
私自身はゲームってあまり好きではなくて、強いて言えば《動》なアクションゲームよりも《静》なクロスワードみたいなもののが好きです。
しかしもし、ワタシがコレにハマってしまったとしたら…
持ち前の凝り性と幼児性格があいまって廃人まっしぐらでしょう。なのでゲームに誘われてもなんとなく流して過ごしています。いや、私がやったらまじで会社とかいけなくなると。
数々の事例を見ていくと「俺は本当にダメなヤツだったー!」という告白ものも沢山あるのですが、出来れば体験談→「友達の体験談」とか「家族の体験談」などを読んで欲しいです。
長編体験談などもびっくりするくらいのやまいっぷりです。これは病気です。
廃人さんは周囲の人間に多大な迷惑をかけているんだなぁと涙ほろりします。
というかMMO運営していてごめんなさい(愚。

わたくしの大学生活+浪人時代はある意味「プチ廃人」ではなかったかなぁと思っています。インターネット廃人。
なぜかというと、毎日インターネットしてサイトの更新をして、夜中はチャットして大盛り上がりして、寝て起きてメシ食って夜になるとまたチャットして。
大学行ってた時はまだ他人との交流もあったのですが、4年で単位が取れて通学する必要がなくなり、浪人して予備校以外に用事もなく、ただボーっとサイトを作成。チャット。
「シガテラ」ってマンガの高井というキャラが「昨日もチャットしてて面白いヤツがきてさ~もー腹いてぇ」みたいな事を言ってたのを読んで「コレわたしだよ」と思った次第なくらいで。
しかし、わたし的にはその時の暇をつぶしているような時間が現在の仕事のスキルとして役に立ったと思っています。あの時の莫大なネット時間がなかったらいまこんな仕事していなかったです。
うちのだーりんが人にギターを教えているのですが、プロ志望の人間には「一日8時間は練習しろ」と言っているそうです。廃人仕様になるくらいの時間と労力をかけないとその道のプロにはなれないということ。特に年取ってから始めたヤツなんかは死ぬ気で(死ぬ気弾=3)やらんととうていおいつけないという事。
インターネットで言ったら現在は小学生でもサイト作ってblogつけてプログラミングなんかしちゃって、PhotoShopでお絵かきしてるんですよ。スタート地点からうちら負けてますから、その道に徹するなら廃人、廃人になる事が必要なんです。
これがネットゲームとはどう違うのか。
それは、ネトゲーには「蓄積されるものがない」ということ。
インターネットをグリグリしていればネットの知識がつき、サイトを作っていればそれがスキルになり、仕事にも繋がります。ギターを一日8時間練習すればそれだけ巧くなり、プロにもなれるかも?少なくともライブでハイテクを披露することは出来ます。
しかしネットゲームは電気信号の中の出来事であり、ゲームのスキルが上がっても現実社会に生きるためのスキルには何も繋がらない。つまり経験や知識が蓄積されないのです。
長編まとめのマギョさんの言葉で〆。

一番大好きなものにしかスポットライトが当たらないことは、 それひとつが際立って美しく見える世界なのでしょうが、 周りにあるものは無くなったわけでも、消えたわけでもない。
ただ、照明が当たっていないだけで、そこに確かに存在しているのに、暗くて見えないんです。
彼女にとって、いま唯一明るい場所にあるものは、ネットゲームの世界なのでしょう。
そしてお母さんや私や、未来のようなものは、いまは見えない暗いところにあるんでしょうね。

そんな暗くて狭い視野でおまえ今からどうやって生きていくんだ、と正直思います。

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