- 2004-10-11 (月) 22:57
- 雑記
先日イチロー記事で大トラックバック祭があり、チキンでひよわなわたくしは「おまえらうぜぇんだよ!」と一喝して蹴散らしたわけですが(嘘:実際は自ら深く反省する事になりました。
↑何を反省したのかというと、物事はひとつの考え方で決定されるのではなく、場合によっては流動的な捕らえ方をしていかないといけないという点を見失っていたことです。
あー分かりづらいですか。アホは難しい文章しか書けないといいますね、なので難しいと感じたアナタがアホなのではなくて文章を書いている私がアホなんです。
つまり私が見えていなかった点というのは、イチロートラックバック祭は「お祭」であって、通常のトラックバックの送り合いとは違うものだったという所です。
あの日、あの瞬間、blogワールドではイチローの4文字が飛び交い、イチロー関連の記事には軒並みトラックバックが送信されていました。どのblogも同じようにです。
それは既に「この記事を参照しました」「関連する記事を扱っています」の意思表示ではなく、みんなで「イチローおめでとう!ワッショイワッショイ!」と祝うためのお神輿ツールに変化していたのです。
それは某2局で神が光臨したときに大量に書き込まれるキター!!や巨大猫型AAの一連と似ていると思います。あの連なった顔文字やAAや、それに紛れて「今なら言える」とか書き込んでいるさまを見ていると興奮しますが、同じように、ひとつの記事に大量にぶら下がるトラックバックの数々を眺める事でイチローのすばらしさとお祭りの盛大さを感じ取ることが出来るのです。
しかし、わたしはお祭に気づかなかったのです(最近人のblogを見ないもので;)。
気づかなかった私は盛り上がってるお祭にバケツで水をぶっかけ「お前ら何時だと思ってるんだ!」と一喝したわけです。かっこわるいですね。ステテコはいて鼻毛出てそうですね。
この事があるまでは「無意味なトラバウザー、宣伝まがいウザー」と思っていたのですが、今はもうちょっと寛容に行こうじゃないか、という気持ちで見守っています(何を?
で、ARTIFACT―人工事実―さんで、情報量の少ないエントリーからのトラックバックは削除しますという記事を見つけたのですが。
つまらないエントリーが自分のblogと繋がっているのは厭な気分になるものです。特にblogではなくて普通のウェブサイトを普通に作ってた人なんかにとっては、自分のサイトはおのれの城という意識が強いと思うので、なおさら不快感を感じるのではないかと思います。
しかし先方が関係があると思ってping打ってきた以上、トラックバックは削除してもその考えを削除することは出来ません。自動送信されたpingは出来れば削除してやりたい気もしますが、自動送信と本当に参照して送信したものと見分けがつくかといったらつかないのも事実です。
なのでわたくしのスタンスとしては「頂いてしまったものは仕方がないから頂いておく」という形を取れたらと思います。
んー、取り敢えずつまらないトラバは人に打たれても自分からは(なるべく)打たないようにしたいと思います。
マジメなトラバが相手様につまらんと思われたらおしまいだけど(愚。
しかし、この辺りの文言が私の心にピンピン打ってるですよ↓
そういう訳で、ウチでは、Movable TypeのTIPS関連をのぞき、情報量があまりにも少ない記事からのTrackBackは削除してます。これは、そのサイトが「つまらない存在」として知られ、そのサイトの評価が下がるのを防いでいるともいえるのです。
有名なサイトである事は知れ渡っているからスパムまがいの宣伝トラバがついても皆ある程度分かってくれるだろうし、むしろつまらないサイトのために労力を費やしているのは加野瀬氏の負担になるのではなるのではないかしら?
でもほんのちょっとだけ、コレって風俗嬢が「性犯罪を防ぐために嬢がいる」って主張してるみたいです(すいません。討論番組とかでそう主張してる人を見ると金が必要って素直に言え!って思いませんか?金が欲しいという理由に恥ずかしいことはないのに、大義名分をつけるから反論者が興奮するんです。
わたくしの知り合いの風俗嬢さんは皆、お金を稼ぐためにお仕事をされています。全然問題ないと思います。
きっと討論番組の風俗嬢さんは、テレビ出演が決まって人前に出るとなにかいい事を言わなきゃならないと思ってつい変わったことを口にしてしまうのではないかと思います(もしくはそういったシナリオを渡されているのかもしれないです。
なので、加野瀬氏の件もきっと、事をやんわりさせようとしてトラックバックを削除する相手の事を気遣った発言をしたつもりがちょっとズレてしまったのではないかなと思っています。
実際の所は違うかもしれないですが、わたくしの想像ですので。人工事実乗り込んで「あんたも気遣ってるんだねぇ」なんて言わないでくださいね、恥ずかしいから(愚。
ああ、トラバッコ打ってる時点で私が乗り込んでますか。すいません。
ていうかどう論じても個人個人のトラックバックに関するポリシーはその人のものであるし、私が加野瀬氏に「こうしろああしろ」と言って変わるわけでもないし、変える必要もないと思います。
氏のトラックバックポリシーについての一考察+αをしただけであって、わたしは人工事実にトラックバックを送る時に内容に気をつければいいだけの話です。多分。
blogの設定画面に、キヌガサのリンクポリシーみたいな「トラックバックポリシー」に関する設定欄があればいいのにな、なんて思ったりもしてみたっぺ…
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