Home > 時事 > 長崎佐世保小6女児死亡事件

長崎佐世保小6女児死亡事件

  • 2004-06-05 (土) 16:31
  • 時事

小6女児、同級生女児に切られ死亡 長崎・佐世保-asahi.com

1日午後0時半ごろ、長崎県佐世保市東大久保町の同市立大久保小学校(出崎睿子(えいこ)校長、187人)の3階学習ルームに6年生の女子児童が大量の血を流して倒れているのを教諭が見つけ、119番通報した。救急隊や警察官が現場に駆けつけたが、首の右側を深く切られており、死亡が確認された。服に血の付いていた同級生の女子児童(11)に事情を聴いたところ、カッターナイフで切りつけたことを認めたため、長崎県警は女児を補導し、同日夕、佐世保児童相談所に通告した。
死亡したのは佐世保市天満町、毎日新聞佐世保支局長御手洗恭二さん(45)の長女御手洗怜美さん(12)。司法解剖の結果、死因は首の動脈を切られたことによる失血死だった。

危うい「チャット仲間」、感情の暴走か-nikkan sports

長崎県佐世保市の小6女児同級生殺害事件で、動機解明の手掛かりとして浮上してきたのが加害女児(11)と、被害者の御手洗怜美さん(12)が、インターネットを通じたパソコンの「チャット仲間」だったという事実だ。

たまにはトップ時事ネタもやらんといかんですか。
この事件が与えた「ネットへの惡印象」について言及したい。
先日娘のいる知人の小学校で緊急父兄会があったそうです。勿論タイミング的に言って内容は佐世保事件について。会議の内容は、インターネット利用についてのアンケートをしたいのでその作成ということだったそうです。
とにかく「緊急」だったので集まったメンバーは20人。その中でインターネットをした事があるお母さんは、知人含めて”3人”(少。
上がってきた仮アンケートは、「ネットで悪い事考えた事がある?」みたいな、いかにも作ってる側が快く思ってないような内容だったそうです。
このままアンケはが配布されるのを、知人は断固反対。ちゃんと作りなおすようにして貰ったそうです。
ウチの母さんはコンピュータ系が一切苦手で、私が何かパソコンの話をすると、とにかく聞く事を脳内拒否する(今日のお仕事は?って聞いてくるのにさ。
事件のニュースを見て「凄いねぇ」なんて感想を言ってる時、「チャットって怖いわねぇ」という方向に進みそうだったので、先手を打って「チャットが悪い訳ではない」と釘さしといたです。
本当は恐ろしいモノではない筈なのに、事件が起きるとネット=悪になってしまう、そんな状況は不健全ですね。
ちょっと前なら「女子高生=援交」の式みたいな感じ?「不良がいる=悪い学校」とか?(違うか。
しかし一方、小学生にとって悪であるサイトも多分にある訳です。
テレビの場合18禁番組はやらないし、暴力的な番組はゴールデンタイムに現れない、タバコのCMだって10時以降です。
しかしネットには「18禁マーク」がついていたってボタンを押せば誰でも入れる環境、ヒルトン姉妹のセッコロビデオやブリトニー・スピアーズのモロ乳写真だって見放題な訳ですよ。
暴力的な言葉を使うサイトだって、偶然訪れてしまう危険もあるのです。
んまぁ、この事件の原因が全てネットによるものとは全く以って思っていないのですが。
とりあえずネットに限定して言うならば、是非こどもフィルターみたいなの(名前忘れた:かっこ悪w)を普及させて欲しい←ホラ、子供に見せたくない番組は見れなくなるやつ。アレもっと普及して欲しい。
例えば2chなんかは凄く便利で楽しいサイトだけど、汚い言葉を使ったり非人道的な書き込みもある訳ですよ。そんなサイトを、まだリアルなコミュニケーション能力が形成されていない年齢の児童に閲覧させるのはいかんと思うです。
同じように、子供に年不相応のマンガや本や映画を見せることもあまり推奨しないです。
↑この意見に納得できない人もいると思いますが。
人格形成、コミュニケーション能力の形成がなされていない子供に、吸収して欲しい情報と欲しくない情報を与えた時、おそらくどちらも均等に自分のモノにしていくと思うんです。
例をあげるなら、
「仲間を殺された主人公が怒りにまかせて敵陣に殴り込みをする」
「社会的によろしくない行動を取った結果問題が解決した」
なんてのは、映画やマンガのみならず名作とうたわれる文学作品にだって多分にある要素な訳です。
この文学作品なりを読むに当たっては、まず、
1:殺してはいけない
2:怒りにまかせて行動してはいけない
3:殴り込みはよくない
4:社会的によろしくない行動は良くない
という事が理解出来ていないと、自分が行動をとるときの情報としてこれらの情報を入力してしまいます。そして似たような環境が整った場合、そのよろしくない情報を出力してしまう訳です。
こんな事が起こらないように子供には子供向けの本や番組があるわけで、我々はその定められた「子供向け」というジャンルを守らなくてはならないのです。
えー、私、子供の頃。
本を読みすぎて、フィクションとノンフィクションが混ざったヘンな子供だったので(愚。そういうのとっても危惧しているのですよ。
↑自分が「混ざってる」と自覚した辺りから反動で本や映画が嫌いになり、一切摂取しなくなってしまいましたし。そういう弊害もあるかもしれんですよ。
子育てって大変だな、ますますいらん気分です(愚。

BlogPeopleブログランキング / blog ranking / 有名ブログランキング / にほんブログ村

Home > 時事 > 長崎佐世保小6女児死亡事件

    None Found
Tag Cloud
メタ情報

Return to page top