TABOO
曲調ががらりと変わり、ダーク部分を前面に押し出した楽曲となる。それまでの少年ファンタジー路線を捨て、その後何年も引きずるであろう破壊の美学への礎を築きかけつつ、併せて歌詞も今井から桜井担当に移行していく。
ちなみにアッちゃんの髪の毛が後頭部まで完全とさかだったのが、曲線に沿って立てるようになった。
ちなみにアッちゃんの髪の毛が後頭部まで完全とさかだったのが、曲線に沿って立てるようになった。
- 01.ICONOCLASM
- 今井寿
- BUCK-TICKを語るには先ずこの曲から始まり、この曲でないと終わらない。イントロのサイレンを聞けば鼻血、数を数えればリンパ液も逆流する、ライブには無くてはならない唯一無二の唯我独尊ナンバー。これが聴けない日は不満なので家でオナニーして寝ます。当時日本のポップスカテゴリではこんなタイプの曲は大変珍しかったらしい。
- 02.TOKYO
- 今井寿/櫻井敦司
- 単純な8ビートが割合と気持ち良く聞ける。有る意味健康的といえるほどに攻撃的なノリ。
- 03.SEX FOR YOU
- 今井寿/櫻井敦司
- ムード歌謡エッセンスとエロは良く似合う。転調しない方がかっこいいのに。英語は間違ってるが気にしない。
- 04.EMBRYO
- 今井寿/櫻井敦司
- 心音ベースから始まる魔王櫻井ならではの低音域。サビで長調的になるところが好き。[ 艶めく地図を裂く⇒艶めく膣を裂く ]
- 05.“J”
- 今井寿
- 軽快なハイハットとリズミカルな曲調がお洒落。Jは切り裂きジャックのJ。
- 06.FEAST OF DEMORALIZATION
- 星野英彦/ヤガミトール
- 今はなき(死んでません)ひで&アニィタッグによる幻の曲。多分一番混沌。
- 07.ANGELIC CONVERSATION
- 今井寿
- 初期からちょっとずつ展開して来たファンタジー世界観がついにここで大団円を迎える!といった風味のネバーランド的名曲。エレアコの音が延々と延々と印象的。
- 08.SILENT NIGHT
- 今井寿/櫻井敦司
- 生音風アルベジオで攻める青くて刹那な雰囲気がある意味たまらない。タイトルとか歌詞的にクリスマスソングになるんだろか?
- 09.TABOO
- 今井寿/櫻井敦司
- Margarita Lecuonaの「TABOO」(正直『ちょっとだけよ』の曲では有る)にインスパイア受けて出来た。このアルバム内では、曲としての出来は一番良いと思う。サムくないしかっこいいし。
- 10.JUST ONE MORE KISS
- 今井寿/櫻井敦司
- メジャー後アルバム3枚目にして初のシングルカット曲。CDラジカセのCMソングになったので、BTファンの人はここから入ったという人が多いと思う(わたしもー)。