5期鬼太郎全話箇条書きレビュー
少々中途半端ではありますが、アニメ閲覧履歴です。
脚本:長谷川 圭一 | 演出:貝澤 幸男 | 作画監督:信実 節子 | 美術監督:吉田 智子
すいません、見れませんでした><なんたる不覚。
脚本:三条 陸 | 演出:角銅 博之 | 作画監督:薮本 陽輔 | 美術監督:清水 哲弘
すいませんすいません、これが初5期鬼太郎となりますすいません。ねずみ男が目をつけたのは一台のノートパソコン。いきなり現代の文明の利器から始まるねずみ男物語とは、これまたなんとも5期的な。パソコンを普通に使いこなせるのもねずみ男ならではといった感じ。さすが。
その後のねずみ男は残業するほど仕事をバリバリとこなし続けます…ん、今までの怠惰で他力本願なさまとはちょっと違う雰囲気。やっぱり目玉がキラキラしているのにはそれなりの理由付けがあったんですね。
しかしこれではねずみ男っていうものは『人外の超能力があり妖怪と心を通わせることの出来る人間』という設定になってしまいますな。彼は我々人間がどうしてもなりたかった位置づけにいるわけです。うわ憧れのマトだよ!すごいよネズちゃん!
さてねずみ男の勤める会社で怪奇な事件が起こり、その原因は妖怪であると感じた彼は、妖怪に直訴を申し立てます。「いやー社長は食わないでねv」なんていうお願いっぷりがこれまでのねずみ男っぽくて非常に好感度UP(これで上がるのもどうかと思うが)、と思ったら既に社長は妖怪がしゃどくろの手に落ちてまさに食われる寸前。ねずみ男も食われる寸前ー!という所で5鬼ちゃん登場!!ワーイ(o´∀`o)
妖怪の正体はがしゃどくろ。しかし余りにも骨が固すぎて毛針が全く効きません。何を思ったか鬼太郎は下駄を手に持ち下駄パンチ。おいおい下駄は足で蹴れよ折角の見せ場が台無しじゃ!(実は原作に手でアタックする鬼太郎があるのですが確かがしゃどくろの時じゃなかったような)と思っていたら、さっくりと反撃されて飲み込まれた鬼太郎。んっ、一度敵にやられておくという鬼太郎ルールにのっとっています。そして仲間が危機に晒された時…えいやー!っとがしゃどくろの頭を突き破って下駄が飛ぶ!鬼太郎復活!
更に鬼太郎の新しい技が飛び出ました、何と髪の毛針を束にして槍のように投げたのですよ。あれですね今回の鬼太郎は通常攻撃ではない技が沢山見れそうですね。
がしゃどくろを倒し最終的には説得で退散させた様子はなんとなく現代っぽい雰囲気だなぁと思ったり。
ちなみに冒頭部分、鬼太郎がお使い中に砂かけ婆の頼んだ本を買おうとしてお金が足りなかったのは、何百年も生きていて現代の人間界の物価が把握できていなかったとかそういう事なのかしら。<婆がね。本代渡してたんじゃないかと思うし。
更にその窮地を助けたネコ娘ちゃんの人間界バージョンであるファッションがおなかだしトップにミニスカートだったのには驚いた。ちょ、ちょ、ネコちゃん人間界馴染み過ぎwww親父の風呂もコーヒー風呂だったし(しかもミルク注いでたし)。妖怪ワールドに人間界が浸透し始めているようです。
ついでに、今回の鬼太郎は可愛いだけじゃなくってちょっと怖い雰囲気も持ち合わせてます。3期の無邪気さ(ブッw)と4期のおどろおどろしさを足したような感じでしょうか。て事はある意味歴代最強の鬼太郎となった訳ですね。
ちなみに原作でがしゃどくろは『ゲゲゲの鬼太郎 地獄編』『新 ゲゲゲの鬼太郎』に出てきます。前者ではエネルギー源の壺を持ち、後者では富士の樹海で少年に憑いて悪さをしています。手に入りにくいけど比較的新しい作なので読みやすいと思うので、見つけたら見てみてちゃん。
脚本:長谷川 圭一 演出:西沢 信孝 作画監督:伊藤 智子 美術監督:白井 走
夜叉です。3期の夜叉はサムかった。4期はどうやらかっこよかったらしい?(見てない)。
そして5期、なんと初女性です。
月野小夜子はクラシックバイオリニスト。変なバンドマンとかアイドルじゃなくて良かったなぁーと思ったんですが、気づけば小夜子のファンが時代を反映して『サヨたん萌えーーー』とか言っています。ファンというものは、いつの時代も痛いものです。っていうかすっかりオタクといったら萌え。
何故か『以前倒した』という事になっている夜叉ですが、こういうのが東映のサイドストーリーに反映されるのかなぁと思っていたら全然関係なかったす;つまりは倒しても倒しても自然発生的にどかどか現れるという、人間の欲望は無限ループ状態というのを表したかったくだりなのかしら。
ねずみ男に連れられて小夜子の家をはっていた鬼太郎一味の前に現れたのは、ギターをかついだヲタ。んっ、現代においてバンドマン=ヲタという認識は正しいです。そうだよ今時自分で楽器持って弾くやつもそうそういないもんね。さみしいもんだわね。そのせいか『ミュージシャン』の位置がとっても低いように思われます。
おいこらネコ娘!申し訳ないが、妖怪だってなんだってプロのバイオリニストのマネなんて出来るわけがないんだ><いくら外見を似せたって、ステージに立ってファンや同業者を騙せると思ったら大間違いじゃーー!
…っとアニメに向かってヤキモキしていたら、なんと吃驚小夜子が夜叉でした。なんだってー!
それにしても小夜子は、なぜ自分の正体を暴く力を持つと分かっている鬼太郎に身辺警護を許したのでしょうか。夜叉にしても、何故奪った魂を根こそぎ持ってかれるような状況になるまで手をこまねいて待っていたのでしょうか。
単純にシナリオが破綻していると言ってしまえばそれまでですが、ファンっぽい解釈をすれば、小夜子は犯した罪に苛まれ、欲望の無限ループから救ってくれる存在を無意識下で渇望していたのです、となります。
自分勝手に造り出した罪を、他人である妖怪が浄化してくれるよう仕向けるこの勝手さ。人間っていつもいつも自分勝手。自分の尻は自分で拭いなさいよ、女の子でしょ!鬼太郎があなたのうんも拭いてたら吃驚でしょ!
書いてて思ったのですが、妖怪物語は日本古来の付喪神精神によるアニミズムが基本なはずなのに、鬼太郎という物語の中では鬼太郎親子を頂点とする一神教の形態を取っているようにも見えませんか。
特に5期では『由緒ある幽霊族の最後の1人』というスタンスを前面に押し出している辺り、他の『単なる妖怪』とは違った位に座する鬼太郎が、サポート役の良い妖怪(天使)を率いて悪い妖怪(悪魔)を懲らしめるという、どこかのアレに似た図式を保っているのです。
悪魔というのはそもそも天使がフォールダウンしたものであり(※主張する派による)、元々は神の作りたもうた天使と同じ霊性を持つ存在でした。フォールダウンしていない妖怪が横丁住民、堕天した妖怪が悪さをする妖怪であると考える事が出来ます。
それでは鬼太郎は神なのか?否。その上には『目玉の親父』が存在します。
鬼太郎の行動を把握し、妖怪や世間の事象に深い知識を持ち、更に地獄の閻魔大王ともフレンドリーな目玉の親父は、この図式に於いてもはや『全能の父』以外の何者でもありません。
神の意思を人間に伝え導く役を担っているのが、そう、鬼太郎です。これで皆さんお分かりだと思いますが、鬼太郎物語に於いて、鬼太郎は『救世主』という立場を取っているのです。
心改める姿勢を見せる人間には限りなく慈悲を与え、尻拭いだってなんのその。一方改心しない悪い心を持った人間には、地獄に落ちれm9(^Д^)プギャーとばかりに懲らしめ、見捨てるのです。この殺伐とした無情さが某一神教のスタンスにとっても近いものがあります。すいません言いすぎました、こんなのその道を本気でお勉強してる方にとっては突っ込みどころ満載の駄文でございます。単なる言葉遊びです。と、勝手な人間であるわたくしは、許しの言霊を置いてくのでした。皆さん、本気にしてオトモダチに語っちゃダメですよ。
脚本:三条 陸 演出:土田 豊 作画監督:仲條 久美 美術監督:常盤 庄司
全国100万人の女子高生の皆サーーン!もめんちゃんの回ですよーー!!さあやってまいりました、妖怪人気投票No.1の一反もめんも活躍する回でございます。
まず思ったのは、『台詞回しがうざい』
3期の九州弁もめんちゃんの良さが活かされてなーーい!もめんちゃんにはもっと一言でもピリリと辛い山椒のような喋りを期待していたんですが、これがまた長文を喋るとなると、九州弁の切れ味とか巧い事言って言いっぱなしの感じとかそういうのがまったく再現されていない。っていうか九州弁ですらない。八奈見さんを起用したなら当然3期の鬼太郎を再現しようという気概が感じられなくてはならないのに、その良さを活かすシナリオではない。いやもう、なんていうかこの5期のシナリオは本当に子供向けに特化されているようです。それはそれでいい所はあると思うのですけれどね。
ちなみにwikiによるともめんちゃんの誕生日は4/27だそうです。どうでもいいか。
子泣き爺のだだっこねがもう幼すぎて、そしてオババのツッコミが早くて目が廻りました。オババ商売うまそうに見えて実は情に流されてうまく行かないタイプなのかも。
妖怪が出たということで、鬼太郎とかわうそ君が現地に赴きます。普通に陸地をつたって行ってもいいのに、何故か二人で『せーのっ』と声を合わせて川に飛び込みます。5期のかわうそ君は、これまでのやんちゃ坊主のイメージを一新して、なんとも可愛らしいショタ心をくすぐるキャラクターに変身しています。なにこの可愛いの!!前から可愛いと思ってたけど声がかわいくなると本当にかわいいよ!!お姉さん心乱れたよ!!
さて人間界のもめんちゃんと『綾』ですが、こいつらを襲う舟幽霊達が、怖い。朝一番のアニメとしては申し分以上に怖いです。綾ちゃんの恐れおののく様子とか、これ深夜枠?って顔をしています。子供向けシナリオへの必死の抵抗でしょうか。
海辺に連れられた綾を待ち構えていたのは海座頭。この海座頭が子供を襲っていた理由がショボイ。『3年海に漬けて食べると美味い』ですって。あれぇ今までの海座頭って、渋くてニヒルで怨念が籠もってていかすおじ様だったのに…『漬けて食ったら美味い』とかそういう理由で、しかもどこかの誰かに唆されたからという理由で。ええーーーーー。これは本当に水木&妖怪を知らない子供向kn(ry
そして度々出てくる5鬼太郎の必殺技らしき『髪の毛剣』ですが、前回同様出現させてわずか数秒で薙ぎ払われています。5鬼はこざかしい道具を使うよりも体当たりアタックのほうが得意と見た。おどろおどろしく脅かしてみる割には肉体派。より原始の心を持つおどろな妖怪5鬼太郎。原始だからこそ畏怖を武器に立ちはだかる。ごめん黒い鬼太郎と言うよりは、「能力値は高いけど成熟しきってない中二」な雰囲気もチラホラします。うわぁ私別に5期アンチじゃないんだけどな。結構楽しく見てるんだけどな。すいません。
5期でも変わらず嬉しかったことと言えば、鬼太郎がもめんちゃんに頼りきりな所です。お前がいれば千人力だ!やっぱり何時の時代も一反もめんはスーパーヒーローです。一反もめんの力を借りて回転レシーブアタックをしたあとの鬼太郎が目を回していたのが可愛らしかったです。強くて子供が故に黒い。ううむ、この位置づけ気に入った。みんなコレ広めてくんないかな、唯単に黒いだけじゃないって事をさっ。
そしてそして!今回も出て参りました、因縁の妖怪『朱の凡』と『ぬらりひょん』。海座頭をそそのかしたのはこいつだった…ッ///。今回のぬらり様は非道です。今までのような、惡だけど憎めない奴というドロンボー一味のような位置づけではありません。主の盆の報告を待つために酒を嗜んでいた料亭を去る時、何を思ったのか、火をつけていってます。恐ろしい!!
…ぬらりひょんってそういう妖怪だったっけ…なんか今回は悪役に徹してるなぁ…。んまっ、そういうのもアニメ的でいいかなと思います。だから私アンチじゃないんだってば。いいんだよ5期は5期で。
それにしても海座頭の失った渋さをぬらり様がぶんどっていった。ぬらり様かっこいい!いままでのぬらり様はあまり好きではなかったんんだけど、このぬらりひょんは好きになれそうな気がします。いやっほー!
脚本:長谷川 圭一 演出:畑野 森生 作画監督:八島 善孝 美術監督:清水 哲弘
元ネタ:アンコールワットの亡霊何故かネコ娘とねずみ男がスタジオにおります。おそらくネコ娘の新しいバイトとは『エキストラ』。しかしエキストラというものはそうそう儲かるものではなく、貰えても日給5000円がいい所です。なのに何故こんなバイトをしているの?
おそらくネコ娘には普通の人間の娘と同じような『かわいくなりたい、注目されたい』という欲求があるのでしょう。人間界に馴染み切った生活をしているせいか、人間の娘的な精神の波長を持ってしまったのだと推測される。いやっ慣れって怖いわ。というか妖怪だって時代に合った生活をするもんですよね。現代人が江戸時代の生活してたらびっくりでしょ。ある意味正しい。しかもお年頃のネコちゃんだし。あれでもネコちゃんて何歳?wまあいいかネコちゃんの町娘姿も見れた事だし。
そして話はいきなりでっかい方向へ。過去に撮影現場で妖怪が出現したといわれる曰くつきの映画のリメイクが行われているスタジオで、またもや妖怪が出現したという設定です。いきなり人が喰われています。ああ、5期って全体的に子供向けなのに、局所局所でおどろおどろしい絵とか持ってくるのね。ある意味いい技法だわよね。
現代リメイク版の撮影現場で最初に妖怪を発見したのは、ねずみ男とネコ娘。苦手ながらもケンカ友達というスタンスがより強くなったこのコンビ、突然現れた妖怪に吃驚して頭を打ち、目を回しています。今回目を回すって表現多いですね。現代っ子に分かりやすい表現なんですかね。
過去にこの映画のリメイクに携わった木村というしわがれた男前が撮影を中止するよう呼びかけるが、聞く耳を持ったのはカメラマン1人。それをあざ笑うかのような分かりやすいバカップルスタッフによって、二人は妖怪『沼御前』の待ち受ける撮影スタジオに閉じ込められてしまいます。それよりも木村さんのズボン片足だけロールアップっていうかちょっと巻き上がってるのがとってもウケタんですが。なんで?これ笑かすために絵師さんたち仕組んだでしょ!?www
当の沼御前様はとっても美人な方でした。沼御前は確かアニメ鬼太郎では初登場の妖怪で、かつとってもマイナーな方だったと思います。鬼太郎シリーズのひとつとして新しい妖怪を、しかもこんな初期に登場させたというのは大変意義があります。何でかというと、妖怪について詳しい子供が増えれば水木先生や駄目なオネエチャンはとっても喜びます。日本の国の大事な文化を理解することにも繋がるからです。多分。みんな、日本人なら日本の事を知ろうね!
そんな与太話は置いておいて、今回も『実はこの妖怪、昔いちど鬼太郎が倒したんだよ』という設定になっているようです。最初のリメイクの時という事で20年前。木村さんは20年前と変わらぬ姿で登場した鬼太郎を見て、やっぱりこの子も妖怪だったんだと確信します。
どうやら5期が主張したい鬼太郎像がはっきりと見えてまいりました。身近な3期、現実味の無い世界に住む4期に対して、畏れを感じる超越した存在の5期という位置づけを取りたいんじゃないかという気分がムラムラと伝わってまいります。死の意識、見えないものへの意識が低い子供達の目線まで視点を(向上しようとせずに)下ろして、あくまで現能力段階で分かりやすいように、ヒトとは違うものを描いているんではないでしょうか。
人間とは違うもの。確かに人間と妖怪は違うものだけど、基教に於ける神と人間ほど隔たれたものではないし、住む世界も並行してそれほど離れていない筈。現代っ子に分かりやすくするためには、一種ポケ●ン的な『明らかに違う種類の異形のもの』という形で無いと伝わらないんでしょうかね。まあいいかどうでもいいか。
結局最後のウェンツ自白までどこに出演しているのか分かりませんでした。分かりました?相当ファンじゃないと分からないよね。私大丈夫だよね。とりあえずこの連休中にでも映画を見に行って来ようかと思っています。
所で他のブログさまで『今回の話は新ゲゲゲの鬼太郎の「アンコールワットの亡霊」がベースだ』って書いてあったのですが、新は読んだことがないので分かりません。2期でもアニメ化されてるらしいですが、2期見たこと無いです。分かる方いらっしゃいますでしょうか。
脚本:吉田 玲子 演出:門田 英彦 作画監督:出口 としお 美術監督:白井 走
猫の集まる場所が妖怪横丁に繋がっているならうちの実家とか妖怪お隣さんだ。若返りの粉の調合にいそしむ砂かけばばあ。あれ確か前のシリーズで『生まれた時からバアさんで〜』って言ってませんでしたっけ。そもそも妖怪って赤ん坊から大人に成長している訳じゃないから若い頃ってのはないんじゃないか、でもそうするとお父さんを見習って修行している可愛い子供シーサーなんかもありえない事に…まあいいか(ぉ。
前回からかわうその可愛らしさがクローズアップされています。なんていうかワンピースで言ったらチョッパーみたいな。いつかかわうそのお話が出てきたらきっと悶え死ぬだろうなぁと思。
ついでにろくろ首が可愛い女の子キャラでレギュラー化していて、これもとっても好ましいです。だって色気のあるキャラが一人くらい欲しいもんね。可愛がられるというか女の子扱いと言うか、そういうキャラ。
ねずみ男張りにお金儲けに精を出すおババ。今まで強欲キャラはねずみ男だけだったのですが、ここに来ておババが商売を始めたことによってお金というものに執着を見せています。もしかしたら『妖怪はもともと金欲がない』のではなく、単純にお金が必要でない環境にいるから欲しないだけなのかもしれません。人間界に巧く馴染んだねずみ男、妖怪相手に商売を始めた砂かけ婆、この二人はお金の存在する世界に足を踏み入れてしまった。他の妖怪たちも、いつかお金に触れる時が来れば財産が欲しくて欲しくてたまらなくなってしまうのかもしれない。勿論鬼太郎も。
なんて真面目に講釈垂れているのですが、このあと砂風呂から出てきた鬼太郎が裸体だった事で一気に興奮モードに突入。おっおいっいま今しり見えたよしり!!しり!!!
オープニングにもあけっぴろげな全裸鬼太郎がいらっしゃる事を思うと、何かしら腐った人の事を考えて描いているとしか思えない。わたし?腐ってないですよ。
眠らせた妖怪たちの口にのびあがりが眠り花の種を入れると、その妖怪は吸血木に。割かしソフトな変身方法です。現代っ子にトラウマを与えないようにゆるーくゆるーく作っているのが良く分かる。w
のびあがりに襲われそうになったねずみ男を助けるための方法が『下駄アタック』。相変わらずドS健在です。5期の世界にも、ねずみ男は出会ったらとりあえず攻撃しておけみたいな空気が充満してしまえばいいと思います。
しかしまあそんなねずみ男の代わりに吸血木にされてしまうのですが、それを知った親父が泣く泣く。泣くなよ。あれですね田の中さんもお年を召して多少声に迫力がなくなったせいか、親父も弱っているみたいです。『オバケは死なない〜』とはいいますが、年を取れば弱っていくんでしょうか。むしろ力を蓄積してそうな気もするけど。
こないだからねずみの回、もめんちゃんの回と続いて今日はおババの回となっていますが、1話ごとに『この人の回』ってハッキリ分かるお話になっているのはやっぱキャラクター紹介も兼ねているんでしょうか。ということは、5期のおババは強欲キャラということになりますね。描き分けがスムーズに行きそうです。
ということでがんばったおババですが、逆にのびあがりを怒らせてしまいます。妖怪のの魔の手がネコ娘に伸びる…「鬼太郎、助けてー!”」のネコ娘の声に、鬼太郎のちゃんちゃんこが反応した!5期はキタネコ推奨らしいので、これから先こんなシーンが盛りだくさんに見られるのかと思うとちょっと素敵ですね。
今回の名言:
あずきあらい>『あずきがないんです』<ねずみ男が食ってました。
鬼太郎>『父さんが砂風呂も好きだったとは新鮮な驚きでした』<ちょっこれ口語体じゃないよwなに棒読みしてんだよww
脚本:長谷川 圭一 演出:中尾 幸彦 作画監督:清山 滋崇 美術監督:清水 まこと
9時前に起きたのに、テレビつけて始まる前に二度寝してしまった…なのでウワサの座敷わらし氷付け、花火に気絶する目玉の親父など見られませんでした。いやうっすら見た覚えがあって「座敷わらしなんかいつもと違うなー」とか思った気がするんですけど、鮮明に覚えてない。もったいない。取り敢えず思ったのは、私の大好きな夜行さんがへんなサンバイザーかぶってて顔が青いということ。うわぁサンバイザーっていうか様子も妙にファンシーだし。あのくだらないエロオヤジっぷりは何処へ?私の愛する夜行さん。鬼太郎ファミリーで誰が好きかと聞かれたら真っ先に答えるよ夜行さん(ファミリー?)。酷い霜焼けを見て「酷い霜焼けだ」って言っちゃう夜行さんは5期でもやっぱり可愛いおじ様だったです。 で、今回の猫娘コスプレは『遊園地の整理員』。事ある毎にコスプレさせる気かしら。でも可愛いわい。5ネコは「ニャッ」とか「にゅぅ〜」とかのネコっぽい呻き声が多発しているのがこれまた可愛い。見た目が普通の少女な所を、言動が妖しいというポイントで妖怪らしくしようとしているのか。
どんでもいいけどさっきから全く雪女について言及していませんが、今回の敵妖怪は雪女です。雪女に凍らされてしまった鬼太郎(ちゃんと『一度は相手の手に落ちる』を実践していてこれはよい)を助けてもらうために、親父は地獄の閻魔様の下へ向かう。
閻魔様は4期までの閻魔様と比べるとややコミカルというかくだけた感じ。親父はタメ口(ぉ。かなり仲良しと見た。
水木ワールドで閻魔様がどの程度の地位か(実際は宗派等により違)、確か支配者とかそんなレベルの地位にはあったと思ったけど、それと対等に話が出来て更にマブダチ的な親父って一体どんだけ偉いんだ。そもそもが「ただの幽霊族」ではなかったということでしょうか。
雪女のつぎに出てき『雪入道』。一つ目一つ足でなんか今回は目玉っぽいのが飛びかってるな…って、これ『一本ダタラ』じゃね?w雪入道って何だよ。と思っていたら、どうやら雪入道とは一本ダタラの別名らしいです。ひとつ妖怪について詳しくなりました。
っていうかぬらりひょんのまゆげ。wwww
脚本:三条 陸 演出:立仙 裕俊 作画監督:信実 節子 美術監督:清水 哲弘
いるいるーと思ったらぬらりひょんか!今回この人『完全悪党妖怪』ですね。お惚け風味の欠片もない、正真正銘シリアス悪役です。強いて言えばまゆげg(ry。あと耳がとがってる様子が妖精さんっぽいです。妖精っていうかインプとかそういう妖魔に見えます(w。高層ビルの中に日本家屋と庭、仲間に朱の盆と蛇骨ばばあ。5期は蛇骨ばばあがレギュラーですか?と思ったら、今回の話のベースは『手』でした。手好きだよ手。場合に拠っちゃ鬼太郎本人殆ど出てこなくなるかもしれないけど好きだよ。
ただし『手が取れて付いて行く』というのは時代のせいか成し得ませんでした。その代わり髪の毛が朱の盆によってぬらりひょんの元へ運ばれて、それをきっかけに鬼太郎ファミリーの勝利と繋がります。
肝心のシナリオですが、人間の女子高生ひとみにほんのり心奪われる鬼太郎。女の子大好きな性格は3期からの設定をそのまま移行ですね。ネコちゃんがストレートにやきもちを焼いています。ネコちゃんに「またぁ」って指摘されてポリポリする鬼太郎、可愛いわ鬼太郎。それよりも「父さん煽らないでください」<煽るって現代語ですよね。なんか妖怪たちも日々新しい知識を蓄えていくのか。
横向きの鬼太郎の髪の毛が、後ろの方レイヤー入っていてちょっと薄め。
ぬらりひょんの兵隊に『蟹坊主』が登場。ここで気になった事があちこちで囁かれている…仕方ない言ってしまおう…『蟹は前に歩けません!』
そして更に出てきた兵隊『旧鼠』に噛み付かれ、鬼太郎は青ざめ動けなくなってしまう。この青ざめた顔がまたきもちわるくて素敵です。可愛いらしい顔つきの5鬼が死体のように血の気が引いてグッタリとしています。ごはん3杯状態です。綾ちゃんのホラーアングルといい、怖いカットというものになにやらこだわりがあるんでしょうか。
そして兵隊3人目、ひとみこと『百々目鬼』の正体を知った鬼太郎は、5鬼にしてはめずらしくかなり動揺した表情を見せます。この女の子好きっぷりは本気で猫娘にお仕置きしてもらわなくちゃ。頑張れフルボッコ(違。
ここでようやっとコンクリ詰めとなり、ああ、手だったのねーと気づく。
まあ結局ぬらり一味は敗れるわけですが、最後に鬼太郎から三日月傷を受けて、ぬらりの悪の親玉っぷりに磨きがかかりました。
とりあえず今回までの8話中一番見れた回だったかな。面白かったんじゃないかと思います。原作を意識した感じがよくわかったからかしら。
さて見終わってED見てたら絵コンテに入好氏の名が。ちょっと嬉しい。
今回のポイント:
一反もめんがグーで殴った!!!!w
脚本:長谷川 圭一 演出:角胴 博之 作画監督:薮本 陽輔 美術監督:白井 走
猫娘今日はラーメン屋さんで深夜バイト。幽霊電車に乗せられそうな二人組み(吉永&木下)にどつかれてラーメン頭からぶっかけ状態です。なにこれなんのエサ?www(その後ネット上には様々なコラが氾濫した。ベアード様もいっぱい飛んだ。)お返しの源になるたんこぶの描写がなかったです。ああもったいない。
深夜の駅に現れる…白粉婆。3期ではひょうすべなどが無意味に現れたりしてたけど、こんな無意味なカットが定番化してしまったみたいです。よかった←
そして定番と言えばこれ、鬼太郎の車掌さんコスプレ!!!今回もとっても可愛かったです><
可愛いながらも、幽霊電車に乗る二人を見送り『…良い旅を…』これ超怖いんですけど。コナン声超怖いよー。
今回『幽霊電車』であって『妖怪の出る幽霊電車』ではなかったです。トイレで加牟波理入道、車内でろくろ首に遭遇。あれこのろくろ首って妖怪横丁にいるろくろ首姉さんですか?これまた美しくおなりに…。普段はスッピンですか?これからろくろ首がニューヒロインになる事を期待しつつ。
っと思ったら夢オチかよ!!
っていうか二重夢オチかよ!!!
っていうか怖いだけかよ← 怖いよーこんな朝っぱらから子供が見たら泣くよコレ。
『次の停車駅は〜こつつぼ〜』<ほねつぼの間違いじゃないかと思った。いつもいらっしゃるほねつぼさんはおらず、代わりにかわうそが電灯を持ってます。売り子さんに猫娘が。『仏花もあるよー』仏花ですからね、これ。
『次の停車駅は〜地獄〜』ついに最後っぽい駅名になり、吉永は運転室へ走る。やっとの思いでドアを開けるが、そこは無人で電車はひとりでに動いているだけだった…そして妖怪たちの集団暴行(暴行してません。脅かしてるだけです。
もっとも精神的暴行である木下の正体。実は木下は1年前に吉永に殺されていた。Aパートから散々でて来てナニコレ?と思っていた【罪】とはこの事だったのだ。
なんか無意味に出て来た霊能者捜査官もこの結末の伏線だったなんて。なにこれ今回脚本凝ってませんか。
今までの幽霊電車に比べてちょっぴり後味悪いけど、アニメのいちスチーリーとしては割りと面白かったかなと思ったです。…ただし朝の話じゃねぇ><怖いよー!←怖いの苦手。
あれだなそれより本編なんかより。次回予告の鬼太郎が今日の目玉です。
車掌さんでコスプレに嵌まりそうですって言ったよこの子!!!
更に『猫娘の売り子も不気味でよかったよ』『ニ゛ャッ!?』←これ鬼太郎が黒すぎです。性格悪www
脚本:長谷川 圭一 演出:西沢 信孝 作画監督:伊藤 智子 美術監督:常盤 庄司
ああ、指差し確認から今日も始まりますよ高山鬼太郎。開発工事が妖怪出現の原因となるところがちょっぴり3期っぽい感じです。
翔子ちゃんのセリフがやたら大人びていて謎。更に雷獣がポケ○ンみたいです、うわぁキャラデザ。
妖怪ポストが出てきました。一応ちゃんと活用はされているっぽいです。というかそろそろ紙の手紙じゃなくてメールとかにしてみてはどうだと思ってみたり←。
妖怪ポストに手紙が入らなかったのは人々が妖怪を信じなくなったからという事ですが、私が思うに一時期の夢のような現実主義世代よりは妖怪やオバケを信じてる子供は多いんじゃないかと思います。ほら何しろ死んでも生き返ると思ってる子供が多いとかいうアンケートもありましたしね。あ単に知能が下がっただけか?知能レベルを維持しつつ夢のある子供ライフを送っていただきたい。
手紙を受け取った鬼太郎がものごっつ出動嫌そうな声を出しています。親父も酒風呂にやたら固執しています。なんだこの5期親子w
猫娘のバイトは先日に続きラーメン屋さん。お、もしかして今回は長続き?
めがしょぼしょぼなんだ←
ビビビのねずみ男参上!と思ったらすぐに放り出されてしまった。その後子供3人組にいつものお商売を始めるが、何故か11円で引き受ける。ええええええええええええええ!?そっそれはない、そこは是非とも『こんなんじゃ商売にナンネ』って振って欲しかった。
お父さんを思う翔子を普通に殴った父親が恐ろしい。
鬼太郎がいま、雷獣の元に近づくため髪の毛を伸ばしてがけをのぼりましたよ父さん!笑うところですか。
戦い中妙にハァハァしている鬼太郎。ネコちゃんがうにゅーーーって。
結局みんなの力でいかづち岩を元の場所に戻して、めでたしめでたし。
なんかわたしゃぁ5期完全アンチなわけではないんだが、今日の話は本当に駄作だったと思いました。無理。